第一フロンティア生命保険株式会社は、国連責任投資原則(PRI)による2025年年次アセスメントで、2024年の活動を対象に「ポリシー・ガバナンス・戦略」と「透明性確保のプロセス」の2分野で最高評価となる「5つ星」を得たと公表しました。PRI評価は0~5段階で示され、5つ星は国際的にも最上位水準とされています。

ポリシー・ガバナンス・戦略分野では、スチュワードシップ活動を含む責任投資の方針や、社内の意思決定体制、長期的な投資戦略が評価対象となりました。透明性確保のプロセス分野では、運用情報の開示内容、そのレビュー体制や検証プロセスが評価され、同社の開示姿勢が一定の水準に達していると判断された形です。一方、「債券・アクティブ」分野では、運用会社の選定やモニタリング体制が評価対象となっており、詳細なスコアは明らかにされていません。

PRI(責任投資原則)は、機関投資家に対し、環境・社会・ガバナンス(ESG)などサステナビリティ課題を投資判断に組み込むことを促す国際的なイニシアティブで、同社は2021年に署名しました。今回の結果を受け、同社は評価分野の強化にとどまらず、グローバル水準を意識した責任投資の高度化に継続的に取り組むとしています。今後は、債券運用や運用受託先の管理など運用実務面で、どこまでESG統合と透明性向上を進められるかが焦点となります。

【企業情報】

第一フロンティア生命保険株式会社

所在地 東京都港区西新橋一丁目1番1号 日比谷フォートタワー

設立 2006年12月1日

代表者 明石 衛

URL https://www.d-frontier-life.co.jp/

source: PR TIMES

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