創業100年超の建物・インフラ設備メンテナンス企業フジサワ(群馬県前橋市)は、ガソリン使用など自社のScope1排出量を、カーボンクレジット購入で完全オフセットした。マッチングはLinkhola(東京都港区)が運営するボランタリークレジットのプラットフォーム「EARTHSTORY」を通じて行われた。
購入したのは、ネクステムズ(沖縄県浦添市)が宮古島市の住居向けオンサイトPPA(需要家の敷地内で第三者が太陽光発電設備を設置する仕組み)で創出した太陽光発電由来クレジットで、フジサワはこれをScope1の相殺に充当した。フジサワは2013年から環境マネジメントシステム「エコアクション21」に取り組み、削減を進めてきた一方、残るガソリン由来排出の削減はEV化など投資負担が大きい課題だったという。
同社は今回の実績を基に、群馬・北関東の企業へ「ゼロカーボン」付加価値を組み込んだ商品・サービス提供も視野に入れる。Linkholaは、中小企業が限界削減コストを踏まえ、削減とオフセットを組み合わせる動きが広がるとみている。
【関連情報】
EARTHSTORY(クレジット創出・購入)https://earthstory.jp/
EARTHSTORY マッチング詳細https://match.earthstory.jp/
フジサワ 会社HPhttps://fujisawacorp.jp/
source: PR TIMES
