西本願寺(京都市下京区)で12月20日(土)午前7時頃から、年末の恒例行事「本願寺御煤払(おすすはらい)」が行われます。国宝の阿弥陀堂・御影堂などにたまった1年のほこりを、門信徒や地域住民、一般参加者ら約500人規模で払い、新年を迎える準備をします。御煤払は本願寺第8代宗主・蓮如の時代から500年以上続く行事で、すす竹で畳を叩いてほこりを舞い上げ、縦約210cm×横約115cm、重さ約2kgの大うちわで扇ぎ出すのが特徴です。参加費は無料で人数制限はなく、当日に龍虎殿1階ロビーで受け付けます(開門は5時20分、受付は6時30分頃まで)。主催側は衣服の汚れや防寒への配慮を呼びかけ、すす竹は貸し出すとしています。今後も、文化財を守りながら地域に開かれた年中行事として、京都の年末の風物詩が継続していく見通しです。
【イベント情報】
本願寺御煤払(おすすはらい) 2025年12月20日(土)午前7時頃開始
会場:西本願寺(阿弥陀堂・御影堂・渡り廊下・縁側など)
受付:当日 龍虎殿1階ロビー(6時30分頃まで)
参加費:無料
公式情報:https://www.hongwanji.kyoto/topics/001978.html
source: PR TIMES
