製造業の技術者152人への調査で、設計と製造のデータ連携(PLM・BOM・MESを介した情報共有)に対し、現状へ「不満」を持つ回答が約6割に上った一方、今後2年の投資を「増やす」と答えたのは約2割にとどまりました。調査はアペルザがApérza TV視聴者を対象に実施しました。

背景には多品種・変種変量への対応があります。自社のものづくりが「多品種・変種」との回答が半数超、特注が「ある」は約7割でした。データの基盤となるBOM(部品表)管理が「できている」は約4割で、Excelや紙などの属人運用が残る実態も示されました。期待効果は「開発リードタイム短縮」「原価の見える化」が上位です。

推進を阻む要因は、コストより「現場リソース不足」「人材・ノウハウ不足」が中心で、兼務で時間が確保できない声もありました。今後は小さく始めて効果検証する段階導入や、現場主導の標準化が鍵になりそうです。

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source: PR TIMES

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