スマート駐車場アプリ「アキッパ」を運営するakippa株式会社が、茨城県の「ひたちなか大洗リゾート構想推進協議会」と連携し、那珂湊おさかな市場や大洗エリアの駐車場不足解消を目指す「那珂湊・大洗アキッパオーナー推進プロジェクト」を2025年12月11日に始めます。2026年3月31日までに専用コード入力で新規オーナー登録し、貸し出しを開始した住民・企業には、1件につきAmazonギフト券2,000円分を進呈します。
対象はひたちなか市と大洗町で、空き地や戸建ての駐車スペースなど「潜在的なスペース」をアキッパ上に登録してもらう仕組みです。アキッパの「オーナーモード」を使うと、アプリだけで最短5分で登録が完了し、「使わない時間だけ」「イベントの日だけ」といった柔軟な貸し出しが可能になります。これにより、観光シーズンの駐車場不足と渋滞を和らげるとともに、地域住民の移動にも配慮した交通環境づくりを狙います。
アキッパはこれまで、公有地を活用した予約制駐車場やパーク&バスライドの実証を同エリアで実施してきましたが、週末や大型連休には混雑が続いていました。今回の民地活用を通じて、観光客の「確実に停められる安心」と、地域の渋滞緩和・経済効果の両立を図る考えです。得られた利用データは協議会と共有し、今後の交通施策や観光動線の見直しに活用される予定で、他地域への展開を視野に持続可能な観光モデル構築がどこまで進むかが注目されます。source: PR TIMES
