電通デジタル（東京都港区）のエグゼクティブクリエイティブディレクター津布楽一樹氏と谷口昇司氏が、アジア太平洋地域を対象とする広告コミュニケーションの国際フェスティバル「Spikes Asia 2026」（開催地：シンガポール）の審査員に選ばれました。津布楽氏は「Digital Craft」「Social & Influencer」部門、谷口氏は「Healthcare」部門を担当します。
Spikes Asiaは、アジア太平洋の広告・マーケティングの創造性を評価する国際広告賞で、デジタル表現やSNS活用、ヘルスケア領域など約20前後の部門で作品を審査します。津布楽氏は、アジア、欧米、アフリカ、南米など多地域でプロジェクトに従事し、Cannes LionsやThe One Showなどで計100以上のメダルを獲得してきた実績を持ちます。2023年にはCampaign誌の「グレーターチャイナ・クリエイティブ・リーダー・オブ・ザ・イヤー」に選出されています。
一方、谷口氏は国内外の総合・専門広告会社で経験を積み、2020年に電通デジタルに参画。Cannes Lions、CLIO、D&AD、ADFESTなど国際広告賞に加え、日経広告賞やACC賞など多数の国内賞も受賞してきました。両氏とも国際広告賞の審査員経験が複数回あり、日本発のクリエイティブが国際基準で評価される機会の拡大につながるとみられます。
AI時代のクリエイティブ表現や、ヘルスケアを通じた生活の質向上が世界的な関心事となるなか、今回の選出をきっかけに、今後も日本のデジタルクリエイティブやヘルスケアコミュニケーションがアジア太平洋市場で存在感を高められるかが注目されます。
source: PR TIMES