循環経済の中核となる静脈産業の再編と連携に焦点を当てた実務書『循環型社会実現のためのM&Aの法務・実務』が12月10日に刊行されます。価格は税込2970円、A5判252ページ、ISBNは978-4-86556-719-9。編著は森・濱田松本法律事務所とベイニング株式会社、出版社は東京都渋谷区の株式会社 民事法研究会です。
本書は、廃棄物処理・リサイクルなど静脈産業のM&Aに必要な法制度、許認可、デューデリジェンス、契約・PMIまでを一冊で通覧します。再資源化事業等高度化法を含む最新法令に対応し、実務の流れが分かるケーススタディを収録。7章構成で、条文・通知・手続の位置づけと実務対応を対応表のように整理しています。
静脈産業は地域密着の中小が多く、規模の集約や動脈産業との連携が競争力の鍵とされます。一方で許認可の承継や環境リスク評価は複雑で、取引の成否を左右します。本書はスキーム選択、事業譲渡時の許認可の扱い、施設・有害物質リスクの評価手順など、判断の根拠を具体的に示します。
対象は事業会社の経営企画・法務、リサイクル・廃棄物処理事業者、弁護士、金融機関・投資家、行政担当者まで。循環経済の実装を現場で進めるうえで、M&Aを安全かつ機動的に進めるための基礎資料としての活用が見込まれます。
【書籍情報】
書名:循環型社会実現のためのM&Aの法務・実務
著者:森・濱田松本法律事務所/ベイニング株式会社
発売日:2025年12月10日
価格:2970円(税込)
仕様:A5判/252ページ
公式サイトURL:https://www.minjiho.com/
source: PR TIMES
