イラン各地で抗議デモが拡大する中、子どもや若者が負傷し殺害されているとの報告が相次いでいるとして、ユニセフは2026年1月11日、発信地アンマンの声明で強い懸念を示しました。声明は中東・北アフリカ地域事務所代表のエドゥアルド・ベイグベデル氏が出し、子どもを「あらゆる形態の暴力や危害」から守るよう訴えています。ユニセフは、混乱の状況下で子どもや若者が犠牲になっているとされる点に触れ、家族に哀悼と見舞いの意を表明しました。さらに、子どもは生命や自由、心身の健全性を脅かす行為から保護されるべきだとし、政府当局だけでなく抗議参加者、地域社会、各家庭にも「子どもを守るための必要な措置」を講じるよう求めました。治安部隊に対しては、不必要または過剰な武力行使を控えるべきだと指摘し、子どもが危険にさらされたり自由を奪われたりする状況に置かれてはならないとしています。声明はまた、子どもの権利条約に基づき、すべての子どもの生命の権利は尊重され守られるべきだと強調しました。今後は、現地の治安対応や抗議の動向に加え、子どもの安全確保策がどの程度具体化し、実効性を持つかが焦点となります。

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