企業向け研修を手がけるリスキル(東京都新宿区)は、新入社員がOJTを受け身ではなく「学び取る場」として活用できるようにする新研修「OJTの受け方研修」を提供開始しました。想定研修時間は6時間で、指示の受け方、報連相、フィードバック(助言・指摘)の活用を扱います。

OJTは実務を通じて育成する手法ですが、受け身の姿勢だと学習機会を逃しやすく、トレーナーとの信頼関係づくりが遅れるなどして効果が限定的になり得ます。同社は、早期戦力化や定着が課題となる中で、OJTの本質理解と主体的に学ぶ行動特性、コミュニケーション技術の需要が高まっているとみています。

研修では、復唱確認や5W1Hで曖昧な指示を明確化する質問技法、悪い報告ほど早く事実ベースで伝えるなど信頼につながる報告の要点を学びます。フィードバックは感情と事実を分けて受け止め、改善行動の設定と結果報告まで落とし込む設計です。今後は、新入社員側の行動変容が現場のOJT負荷や育成効率にどう影響するか、導入企業での運用定着が焦点になります。

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