千葉県商工会連合会は、県内の中小・小規模事業者を対象にSNSショート動画の活用方法を学ぶオンラインセミナーを実施し、平日昼間にもかかわらず74名の申込が集まりました。商工会関連のオンライン企画としては県内でも最大級の参加規模で、SNSを使った集客ニーズの高さが数字として表れた形です。
セミナーは12月5日13時30分から、オンライン会議システム「Zoom」を用いて開催されました。テーマは「お金をかけずにお客様を集める！明日からすぐ実践できるSNSショート動画活用術」で、中小企業診断士の宮原氏が、短い動画を使って店舗やサービスを分かりやすく伝える具体的な方法を解説しました。国内企業の99.7％を占める中小・小規模事業者にとって、物価高や人手不足の中で低コストの販路開拓手段としてSNS活用は重要性を増しています。
当日は県内各地からの参加があり、移動時間ゼロで受講できるオンライン形式が参加の裾野拡大につながりました。自前で視聴環境を用意できない事業者向けには、地元商工会を経由した受講も認めるなど、デジタル環境に左右されない体制も整備されています。
千葉県商工会連合会は、セミナー後も中小企業診断士ら専門家によるオンライン・電話・LINEでの個別相談を実施し、内容を自社の経営に落とし込む「伴走型支援」を継続します。今後も県内事業者に共通する課題をテーマにオンラインセミナーを企画し、「参加しやすく、実務に活かせる」支援策としてどこまで定着させられるかが焦点となりそうです。
【イベント情報】
千葉県商工会連合会
所在地 千葉県千葉市中央区中央4-16-1 建設会館ビル5階
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source: PR TIMES