株式会社AIDAO(東京都千代田区)は2026年1月15日、弁理士の中辻史郎氏(中辻特許事務所代表)が取締役CIPO(最高知財責任者)に就任し、新組織「AI知財ラボ」を立ち上げたと明らかにしました。特許生成AIを共同開発し、「安く・早く・強い」特許出願支援を掲げます。

同社は、AIの進歩で新規事業が生まれやすい一方、類似サービスも増えて競争が激化していると説明します。防衛の要になる「強い特許」を重視する一方で、日本のベンチャーは海外に比べ特許活用が進んでいない点を課題として挙げます。なお同社は、LLM(大規模言語モデル)だけでは吸収しにくい独自のクローズドナレッジをAIと連携させる技術を開発し、抽出システムで特許取得済みだとしています。

AI知財ラボでは①特許出願書類作成を支援するAIエンジンの開発②スタートアップ向け提供の拡大③模倣困難な技術の権利化支援を進めます。日本弁理士会のスタートアップ向け支援制度の活用により、実質負担ゼロでの出願を目指すスキームも検討するとしています。特許出願支援の先行予約は1月15日から受け付け、構想段階からの無料相談にも対応します(申込 https://forms.gle/HSgJipwnjJNs9djX8 )。今後は、開発したAIの実運用を通じてスタートアップの知財活動を前倒しし、国際競争力の底上げにつなげられるかが焦点になります。

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