GustoDevelopment株式会社(栃木県栃木市)と徳島大学発スタートアップの株式会社EvoDvo Tech(徳島県徳島市)は、AIを活用した精密育種と新規事業開発で業務提携し、本格協業を始めます。従来10年以上かかることもある育種を、より予測可能にし、期間短縮と低コスト化につながる基盤づくりを狙います。背景には、気候変動や人口増加で環境耐性や機能性を持つ新品種の需要が高まる一方、従来手法は経験則に依存し、開発期間とコストが膨らみやすい課題があります。協業ではEvoDvo Techの発生・進化生物学の知見と、GustoDevelopmentのAI・データ解析技術を組み合わせ、育種の「設計→検証→実装」までをつなぐDesign-to-Delivery(設計から提供まで)モデルの構築を進めます。具体的には、遺伝子発現データなどに機械学習を適用し、目的形質(高収量や特定成分増加など)に応じた育種法の予測精度向上を目指すほか、高速育種パイプラインの実証、将来的なSaaS型プラットフォーム化も検討します。今後は外部企業の利用も視野に、種苗や食品、素材開発などへの波及が焦点になります。
