株式会社X（東京都港区虎ノ門）は12月29日、AI動画生成サービス「WriteVideo」で、動画内テキストを一覧で確認・修正できる新機能「校正機能（校正エディター）」の提供を始めました。誤字脱字や表記ゆれ、読み仮名（ルビ）付与などの修正候補を提示し、進捗を件数で示す表示（例：0/8）や、一括適用・一括却下に対応します。
校正エディターは、ナレーション原稿、テロップ、説明文、注意書きといった文言がシーンごとに散在する状態でも、シーン編集画面を行き来せずに一画面で見直せる仕組みです。表記ゆれは「同じ言葉が異なる表記で混在する状態」を指し、動画全体での統一確認を効率化します。修正結果は変更箇所を可視化し、反映の可否判断や再試行も行えます。
同社は、誤解が許されにくい文章の確認負担軽減を想定し、行政案内、教育、社内研修や安全衛生、製造手順などでの利用を挙げています。字幕やキャプションの品質確保が重視されるアクセシビリティ配慮の面でも、公開前チェックを支援する位置づけです。今後は、動画制作の自動化が進む一方で、人の最終確認を効率化する機能の重要性が高まるとみられます。
【イベント情報】
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