BOSSは、リサイクル由来の次世代素材「NovaPoly™ yarn」を、今年最初の主要国際テニストーナメントが行われる豪メルボルンで初披露します。テニスのBOSSアンバサダーであるテイラー・フリッツ選手とマッテオ・ベレッティーニ選手が、同素材を採用したジャージーやショーツ、キャップなどを着用してコートに立つ予定です。NovaPoly™ yarnは、バージンポリエステルの代替を目指す素材で、Jiaren Chemical Recycling社とNBC LLC社との協業で開発されました。原料にはプレコンシューマーおよびポストコンシューマー段階で発生する繊維廃棄物を用い、従来のポリエステルに比べ分解性を高める特殊添加剤を配合した点が特徴です。同社によると、嫌気性の活性微生物環境下で生分解性を持つとしており、根拠としてASTM D5511、D6691、D5210の試験規格を挙げています。取り組みは「THE CHANGE」イニシアチブの下で発表される2つ目のテキスタイルに位置づけられ、マイクロプラスチック対策などサステナビリティ戦略の柱に寄与すると説明しています。製品展開は2026年1月からで、BOSS公式オンラインストア、直営店、世界各地の一部ホールセールパートナーでの取り扱いを予定しています。今後は、実際の市場投入後に耐久性や循環性に関するデータがどの程度開示されるかが普及の焦点になりそうです。
