ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」が、池袋を拠点に炊き出し・夜回りを行う特定非営利活動法人TENOHASIの現場連絡に導入され、従来の無線機運用に伴う買い替えや電池補充を不要にし、機材管理の負担軽減につながっています。提供元は株式会社サイエンスアーツ(東京都渋谷区)です。

TENOHASIでは導入前、限られた台数の無線機とメッセージアプリを併用していましたが、持ち運びや管理の手間に加え、雨天時の断線・破損リスク、通信時の雑音やホワイトノイズなど通信品質の課題があったといいます。現場参加者の中にはスマホ操作に不慣れなメンバーや当日参加のボランティアもいるため、運用のしやすさも重要な論点でした。

Buddycom導入後は、連絡手段をスマートフォン1台に集約でき、無線機の台数管理や消耗品対応が減ったことでコストと運営工数の両面で負担が下がりました。炊き出し当日はボランティア向け資料に使い方ガイドを添付し、QRコードでの簡単ログインも活用することで、初回利用者でも参加しやすくし、現場全体の情報共有を円滑化したとしています。

Buddycomは4G/5G/Wi‑Fiなどインターネット回線を使い、スマホやタブレットでトランシーバーのような複数人同時の音声連絡を可能にする仕組みです。今後は、支援現場で求められる「誰でもすぐ使える連絡手段」として、屋外活動やボランティア運営での活用範囲が広がるかが注目されます。

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