WISHシステムコンサルティング(鹿児島市)は12月24日、分散型ID(DID)と検証可能な証明書(VC)を統合した証明書プラットフォーム「ショメル」の提供を始めました。教育の修了証や企業の在職証明、自治体のボランティア実績などを、スマホで「発行・保有・検証」でき、無償版も同日から用意します。

紙やPDFの証明は紛失、改ざん、確認作業の手間が課題で、オンライン採用や取引の拡大で即時の真正性確認が求められていました。ショメルは発行システム、利用者のデジタルウォレット、検証用スキャナーを一体化し、電子署名で内容の改ざんを検知します。利用者は提示相手を選んで情報を開示でき、API連携で人事・会員管理など既存システムから自動発行する運用も想定しています。

同社は2028年内に国内100団体への導入を目標に、地域貢献活動の可視化やリファレンスチェックのデジタル化など用途を広げ、国境を越えた信頼ネットワークの形成を見据えるとしています。

【サービス情報】

ショメル 公式サイト https://shomel.jp/

無償版 提供開始日:2025年12月24日

source: PR TIMES

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