クレスコは2026年2月2日、日本航空(JAL)とJALエンジニアリング(JALEC)と共同で、航空機エンジンの内視鏡(ボアスコープ)検査における記録・分析を効率化するシステムを開発し、運用を始めた。検査データの一元管理や時系列比較、損傷の自動認識を通じて、整備品質と作業効率の向上を狙う。

システムは、ボアスコープ検査動画からタービンブレード1枚ごとの画像を自動抽出し、クラウド上で管理するWEBアプリとして構築した。蓄積した検査画像データに加え、運航中に取得するエンジンデータも組み合わせて解析し、状態把握を高度化する。

3社は2019年に支援ツールの共同研究を開始しており、今回の運用開始はその発展形となる。ベテラン整備士の判断基準をデータとして可視化し、若手への技術継承も見据えて標準プラットフォーム化を進める。JALは2025年3月時点で航空機232機を保有し、ネットワークは68カ国・395空港に広がる。

今後はJALECが中心となりデータ蓄積と解析の高度化を進め、故障リスク評価の精緻化や整備計画の最適化につなげる方針で、データ活用による「予測整備」の実装を段階的に目指す。

【関連リンク】
クレスコ 公式HP: https://www.cresco.co.jp
日本航空 公式HP: https://www.jal.com/ja
詳細PDF: https://www.cresco.co.jp/ja/ir/news/auto_20260202544190/main/0/link/pdfFile.pdf

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