外国人材の就労・生活支援を手がけるKUROFUNE(名古屋市)は、特定技能労働者向け法定支援・定着支援アプリ「KUROFUNE PASSPORT」の拡大に向け、2025年9月30日までにプレシリーズAラウンドで資金調達を実施しました。引受先は、いよベンチャーファンド7号、ちゅうぎんインフィニティファンド3号のほか、ユーザー企業のジョイタム、ヤマコー産業、個人投資家です。調達資金は①営業体制②マーケティング・広報③開発チームの強化に充てます。特定技能は2019年に新設された在留資格で、出入国在留管理庁のデータを基にした同社の説明では2025年4〜6月の平均で1日約380人増とされています。転職可能な制度特性から企業側には定着が課題となりやすく、同社は人材紹介手数料ではなく「定着」に対して課金する料金体系で差別化を図ります。今後は機能開発と販売・認知強化を進め、受け入れ企業と外国人材双方の定着支援を継続するとしています。
source: PR TIMES
