ティービー（名古屋市）は2025年12月23日、クラウド帳票サービス「LinkPrint CLOUD」の送り状発行APIで、西濃運輸の出荷システム「カンガルー・マジックⅡ」に対応したと発表しました。既存対応の佐川急便「e飛伝」、ヤマト運輸「B2クラウド」と合わせ、対応キャリアは3社になります。
出荷現場では、基幹・ECシステムからCSVで出荷データを出力し、運送会社側へ手動アップロード後に伝票番号を取り込んで印刷する工程が一般的で、作業の煩雑さに加え、入力ミスや個人情報がPCに残るリスクが課題でした。今回のAPIは、出荷データ受領から運送会社連携、送り状番号の自動採番、ラベルPDF生成までを一気通貫で処理し、CSV作業や画面操作を減らします。
同社はSIerによる基幹・ECシステム連携での活用も想定し、個別連携やカスタマイズ相談にも対応するとしています。今後は他の運送会社への対応拡大を進め、EC・卸などの出荷業務の効率化を後押しする方針です。
【サービス情報】
LinkPrint CLOUD https://www.lpcloud.jp/
source: PR TIMES