フードテック企業のNINZIA(兵庫県神戸市)と、ハラール食品の製造・輸出入を担うFAN JAPAN (MALAYSIA)(マレーシア)は2026年1月9日、JAKIMハラール認証を前提とした食品の共同開発に向けMOUを結んだ。締結はクアラルンプールの在マレーシア日本国大使公邸で行われた。狙いは、豚肉・アルコール不使用の制約に対応しつつ「美味しさ」と食感を両立させた商品の開発だ。マレーシアは「世界のハラールハブ」とされ、マレーシアイスラム開発局JAKIMの認証はイスラム圏で信頼が高い。両社は、NINZIAがこんにゃく由来の食物繊維グルコマンナンで培った食感設計(テクスチャ・エンジニアリング)と、FAN JAPAN (MALAYSIA)のJAKIM認証や現地製造・流通の知見を組み合わせる。開発対象はJAKIM基準に沿ったハラール対応食品で、製造・輸出入スキームも含めて検討し、MENA(中東・北アフリカ)やASEAN市場への展開を視野にマレーシアを戦略拠点として事業を進める方針。今後は試作品開発から認証取得、量産体制の具体化へと移り、市場投入時期や品目の公表が焦点となる。

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