RAB青森放送(青森市)は、取材後の文字起こし業務に生成AIを使うツール「dahande(ダハンデ)」を導入し、作業時間を最大で約3分の1まで短縮しました。支援したのはヘプタゴン(青森県三沢市)で、導入により記者の残業負担の軽減につながったとしています。背景には、報道現場で取材後に発生する文字起こしが長時間化しやすく、特に選挙期間中は取材先から局へ戻って作業する身体的負担も課題だった点があります。dahandeは、現場のワークフローを踏まえて開発が進められ、Amazon Bedrock(生成AIを提供するクラウド基盤)を活用して音声をテキスト化し、ドラッグ&ドロップ操作やタイムコード自動付与も備えたといいます。ニュースでは政治家発言などの正確性が求められ、ダブルチェックを含め負荷が高いですが、タイムコードにより出典確認がしやすくなる効果も見込まれます。今後は、RAB青森放送が自社での効率化事例を地方局へ横展開し、業界全体の業務改革につなげる方針で、ヘプタゴンも支援を継続するとしています。

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