Saviyntは2025年12月9日、KKR主導のシリーズB成長資金調達で7億ドルを確保し、企業評価額は約30億ドルとなりました。投資家はSixth Street Growth、TenElevenが参加し、既存株主のCarrick Capital Partnersも追加出資します。
同社は人間に加え、機械やAIエージェントなど「非人間アイデンティティ」のアクセスを統合的に管理するプラットフォームを提供します。IGA(アイデンティティの権限付与・棚卸し)やPAM(特権IDの保護)などを一体化し、クラウド移行やAI活用で増えるアカウント、鍵、シークレットの統制を狙います。
顧客は世界で600社超、フォーチュン100の20%以上に導入済みとし、AWSやCrowdStrike、Zscalerなどとの連携も進めています。調達資金は研究開発の加速や、既存ツールからの移行支援プログラム、協業体制の拡大に充てる計画です。今後はAI前提の業務が広がるほど、アイデンティティ統制を基盤にしたセキュリティ投資が一段と強まる見通しです。
source: PR TIMES
