株式会社seeDNA(東京都足立区)は2026年2月から、祖父(または祖母)と孫の当事者2名だけで血縁判定ができる「次世代型DNA血縁鑑定(SNV法)」の本格提供を始めます。SNV(一塩基変異)を700カ所解析し、2名のみでの判別可能性は99.9%としています。

隔世(祖父母・孫)鑑定では、従来のSTR法が一般に24~60カ所の解析にとどまり、結果が曖昧になったり、母親など追加検体の提出が必要になったりする課題がありました。晩婚化や家族形態の多様化で、相続や親族関係確認などの用途で需要が増える一方、追加提出はプライバシーや費用面の負担になりやすいといいます。

今回のSNV法は、従来手法に比べ情報量が10倍以上としており、判定精度の向上を狙います。運用面では、東京都の「革新的サービスの事業化支援事業」に採択された全自動化システムを用い、分注ロボットと全自動解析で低価格化と短納期化につなげる計画です。

同社は最新のゲノム解析技術を導入し、法的鑑定から私的鑑定まで信頼性の高いサービス提供を継続する方針です。今後は需要動向に応じて、利用者の選択肢拡大が進む可能性があります。

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公式HP:https://seedna.co.jp
詳細URL:https://seedna.co.jp/dna/relative-brother

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