株式会社SpicyCompany(東京都渋谷区、資本金1億円)は、宇宙・防衛分野のシステムを対象に、AIとWi‑Fiなど無線通信を用いる「分散型即応制御技術」でNATOの技術選定・評価プロセスに参画しています。対象は特定装備の採用や契約を確定するものではなく、適合性や相互運用性、実装性を評価する枠組みだとしています。

同社は単独開発ではなく、国内の業務提携先が保有する既存技術・設備・運用実績を前提に、国際基準への適合を見据えて仕様整理と技術検討を進めます。国際評価では性能だけでなく、既存インフラとの親和性や長期運用の信頼性が重視され、複数社連携を含む「技術エコシステム」全体で見られやすい点を背景に挙げます。

技術は、AIによる状況認識・制御補助、無線通信による柔軟な情報連携、既存システムに組み込み可能な制御・通信レイヤーで構成すると説明しました。検討ではイスラエルを含む海外の防衛・AI・無線通信の動向や運用事例も参照し、国際潮流との整合を図る方針です。今後は評価要件の反映を通じ、提携先の既存システム高度化と多国間運用を見据えた設計要件の整備が進むかが焦点になります。

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