TESSグループの連結子会社PTEC社（インドネシア）は12月9日、インドネシア炭素取引協会（IDCTA）主催の国際会議「Carbon Digital Conference 2025」で代表取締役社長の石田智也氏が登壇し、EFBペレットによる炭素回避のカーボンクレジット創出の意義を説明しました。会議は50カ国以上から政策担当者らが参加し、同国のカーボン市場の展望を議論しました。登壇セッションでは、日本とインドネシアのカーボンクレジット制度の相互承認協定（MRA）を踏まえ、日本企業の期待や市場見通しも意見交換しました。EFBはパーム油製造時に出る残渣（椰子空果房）で、未利用資源を燃料化し排出を回避する考え方です。同社は中期計画「TX2030」で資源循環型バイオマス燃料を重点化し、2026年6月操業開始予定の工場で生産・販売を進め、中計期間に製造能力10万t/年の獲得を目指すとしています。
【イベント情報】
Carbon Digital Conference 2025
https://carbondigitalconference.id/
source: PR TIMES