株式会社TOK(東京都板橋区)は2026年2月10日、ボタン操作ひとつで回転軸のロックを遠隔解除できる「遠隔ロック解除クラッチ機構」を開発したと明らかにしました。電源や電子制御部を使わず、押している間はフリー、手を離すとロックが作動する設計です。

仕組みは、2つのワンウェイクラッチ(回転方向を一方向に制限するクラッチ)と油圧制御を組み合わせ、解除ボタンにつないだ油圧で2か所のクラッチを同時に解除します。油圧式で制御されるワイヤーコードを採用し、解除ボタンを遠隔位置に配置できます。

同社はワンウェイクラッチの設計・製造を30年以上手がけてきた実績を背景に、操作条件や設置環境に左右されにくい汎用機構として展開する方針です。用途例はフレキシブルアームやスマートフォンスタンドなど、位置・角度調整と保持を繰り返す製品を想定しています。

本機構に関する技術は特許出願中で、医療分野を含む機器開発での採用も視野に入ります。今後は電気を使わない機械式機構部品メーカーとして、各分野の機器開発関係者と連携しながら適用範囲の拡大が進む見通しです。

【関連リンク】
部品使用例(医療分野向け機器):https://tok-inc.com/products/index6.html
技術的なお問い合わせ:https://tok-inc.com/contact/index.html
ワンウェイクラッチ詳細:https://tok-inc.com/products/index5.html
公式HP:https://tok-inc.com

PRTIMES

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