TransRecogは2025年12月25日、首都高速道路の維持管理で必要となる「規制(通行止め)計画」の作成・調整工程を効率化する実証実験を、2026年1〜3月(予定)に開始すると明らかにしました。首都高の「Open Innovation Challenge 2025 -Robotics & Software-」に採択され、複雑な運用ルールや制約条件を整理し、AIによる計画案作成支援の有効性を検証します。
対象は通行止め計画の策定業務で、数理最適化などのAI最適化を用いて、制約を満たす案の生成と調整負荷の軽減を狙います。数理最適化は、条件を満たしつつ目的(作業の効率や影響の最小化など)を達成する組合せを計算で導く手法です。同社は「なぜその計画になったか」を説明できる根拠の可視化にも取り組むとしています。
検証の詳細な対象範囲や成果物、方法は今後の協議で決める方針で、実運用で使える形での社会実装に向けた進展が焦点になります。
【関連情報】
募集ページ https://eiicon.net/about/shutoko2025/
採択公表ページ https://www.shutoko.co.jp/updates/2025/data/12/25-innovation-challenge
TransRecog(AI最適化) https://www.transrecog.com/opti_lp/
source: PR TIMES
