IoT×AI製品を手がける株式会社モノ(新潟市)は2025年12月28日、高齢者見守りセンサー&アプリ「Beiju」の購入予約受付を始めました。センサー本体はW63mm×D37mm×H64mmで、コンセントに挿すだけで使える設計です。
独居高齢者世帯の増加などで見守り需要が高まる一方、従来機器には設置・操作の煩雑さやプライバシー懸念、誤通知による対応負担があるとされます。BeijuはインテリアになじむデザインとUI/UXを重視し、通知の内容や頻度を調整できる仕組みで、見守る側の心理的負担の軽減も狙います。
特徴はWi‑Fi不要(LTE内蔵)で工事不要な点です。カメラは非搭載で、人感センサーと温感センサーにより生活状況や室温を検知します。異常が疑われる場合はAIが本人へ電話して確認し、必要に応じて見守り側へ通知します。家族やヘルパーなど複数人でグループを作り、チャットで情報共有できる機能も備えます。今後は予約状況や実運用での検知精度、通知設計が利用継続にどう影響するかが焦点になります。なお発送開始時期は「2025年3月下旬」との記載があり、予約開始日(2025年12月)との整合は確認が必要です。
