アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で2月2日、キングペンギンの赤ちゃん1羽が誕生しました。出生時体重は208.8gで、現在は非公開施設「ペンギンベース」で飼育スタッフが初期人工育雛(人工的に育てる初期飼育)を進めています。

取り組みの背景は、親鳥の体重で卵やひながつぶれる事故を防ぎ、育成率を高めるためです。あわせて繁殖を安定させることで、個体群の遺伝的多様性の維持にもつなげる狙いがあります。

方法は、卵を親鳥から預かって孵卵器でふ化させ、体重が安定する約300gまで人の手で育てたうえで親鳥に返します。預かっている間、親鳥には擬卵を抱かせ、ひなの体力がついてから入れ替える運用です。性別は現時点で不明で、1年後を目途にDNAで雌雄判定を行う予定です。

同園ではキングペンギン約100羽を飼育し、自然繁殖と人工繁殖の両面で繁殖研究を続けています。今後は3月上旬までに計4羽のふ化が見込まれ、成長の様子はSNSなどで随時発信するとしています。

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公式HP: https://www.aws-s.com

PRTIMES

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