アークエッジ・スペース(東京都江東区)は12月24日、JAXAの宇宙戦略基金事業で「国内打上げが調整可能な軌道上実証機関」(優先順位1グループ)に登録されたと発表しました。6U(キューブサット規格の超小型衛星サイズ)汎用衛星プラットフォームを使い、ユーザーの機器(ペイロード)を地球低軌道(LEO)で実証する機会を提供します。対象は新技術・新サービスの実用化を狙う企業や研究機関で、同社は衛星の設計・製造に加え、打上げ機会の調整、地上局を用いた通信環境、軌道上運用支援までを一括で担うとしています。標準ケースでは、問い合わせから約2年での打上げを想定したスケジュール提示が可能とし、開発側の検証期間短縮につなげます。今後は基金の枠組みで国内外と連携し、ペイロード実証を広げ社会実装を後押しするとしています。

source: PR TIMES

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