Keeper Security APACは2026年1月20日、アトラシアン・ウィリアムズF1チームで特権アクセス管理(PAM)を導入した事例を公開しました。クラウドネイティブPAM「KeeperPAM」を使い、20か国以上を転戦する運用で発生する世界各地からの特権アクセスを一元管理・可視化し、サイバー防御を強化したとしています。F1はマシン設計や走行データ分析など機密データが勝敗に直結し、拠点の英国グローブに限らず空港や現地ガレージなど多様な場所から接続が発生します。このため、セキュリティ強化と現場のスピード維持の両立が課題でした。導入後は、ロールベースのアクセス制御(RBAC)で権限を整理し、特権セッション監視や自動プロビジョニングを実装。必要時のみローカル管理者権限を一時付与し自動削除する運用で、常時特権のリスクを抑えたといいます。認証情報はゼロ知識基盤で集中管理し、ポリシー適用状況と利用実態の可視化により想定外の挙動を迅速に検知できる体制を整えたとしています。今後は、移動を前提とした競技組織でPAMの標準化が進むかが焦点になりそうです。
