SHINTORAホールディングスと住友電気工業は2月9日、ウォータージェット工法で発生する廃水処理を目的に、PTFE製ポアフロン®膜を搭載した小型・可搬式の水処理装置を共同試験し、現場に導入した。処理流量は最大5m3/dで、含油廃水など産業廃棄物の年間処分量を最大90%削減できる見込みという。

ウォータージェット工法は高圧水で切断・はつりを行う一方、油分や固形物を含む廃水の処理が課題になりやすい。今回の装置は精密ろ過(微細な膜で不純物を取り除く方式)を用い、0.1um以上の固形物を除去して廃水の再利用を狙う。

装置は単相100Vで動作し、膜モジュールは1〜5台構成。サイズは1800mm×800mm×1700mmHで、pH0〜14の範囲で薬品洗浄にも対応する。現場運用で節水と廃棄物削減の両立に加え、引火リスク低減のニーズにも応えるとしている。

両社は今後、廃水量削減を通じた環境負荷低減を継続し、循環型社会に向けた取り組みとして、ウォータージェット技術を活用した素材のマテリアルリサイクルの試験も進める。

【関連リンク】
住友電工 ポアフロン®Webサイト:https://sei.co.jp/poreflon
新虎興産 HP:https://shintora.co.jp

PRTIMES

Share.