エレコムとグループ会社groxiは2026年1月上旬、QNAP製NASとgroxiのクラウドストレージを組み合わせた「データストレージソリューション」の販売を始めます。オンプレミスとクラウドを併用し、バックアップの安全性と運用のしやすさを両立させ、企業のセキュリティ対策強化を支援します。背景にはDXとテレワークで画像・動画などのデータ容量が増える一方、日本企業の脅威としてランサム攻撃被害が10年連続で1位(IPA「情報セキュリティ10大脅威2025」)という状況があります。構成はNASを業務用保管に使い、バックアップ先にクラウドを採用する想定です。クラウド側では保存データを「書き換え不可」に設定でき、バックアップ改ざんリスクを下げるとしています。クラウドで遠隔保管することでBCP(事業継続計画)にもつなげます。さらに、容量追加をクラウドで吸収してNASの必要スペックを抑え、コスト面のメリットも狙います。製品選定からクラウド連携、初期設定・保守までをエレコムグループがワンストップで支援し、既存バックアップの強化提案にも対応します。今後は導入事例の蓄積とともに、企業のデータ保護要件に応じた構成提案が進む見通しです。

【商品情報】

製品関連ページ https://www.elecom.co.jp/solution/contents/00004/

ニュースリリース https://www.elecom.co.jp/news/release/20251225-01/

source: PR TIMES

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