カゴメの「カゴメトマトジュース」は2025年(1~12月)の出荷量が2024年比で約16%増(前年比116%)となり、4年連続で過去最高を更新しました。主要容量の200ml、720ml、900mlはいずれも過去最大の出荷量を記録しています。

伸長の背景には、健康志向や美容面での期待の高まりに加え、機能性表示(リコピン、GABA)への関心増があるといいます。飲用理由に関するweb調査は2024年5月(n=1,128)と2025年2月(n=1,583)で実施され、購入者層は50代以上に加えて20~30代にも広がったとしています。

さらに、メディア露出やSNSでの情報拡散に加え、生鮮トマトを含む生鮮野菜価格の高騰を受け、「保存できる野菜」としてトマトジュースが代替需要を取り込んだ可能性もあります。商品は1933年発売で、品種開発や加工技術を含む品質追求を継続してきた点も訴求材料になったとみられます。

今後は、機能性関与成分に関する研究報告に基づく表示や健康価値の発信を軸に、自然の恵みを生かした商品で需要の取り込みを図る方針です。

【商品情報】
ブランドサイト(詳細URL):https://www.kagome.co.jp/products/brand/tomatojuice/kinousei
機能性表示:リコピン(善玉コレステロールを増やす)、GABA(血圧が高めの方の血圧を下げる)

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