株式会社グリッド(東京都港区)は2026年2月2日、各産業の制度・業務に特化した生成AI「GeNom(ジェノム)」を正式リリースし、第一弾として電力業界向け「GeNom for Energy」の提供を始めました。基盤には数万件の公開資料を網羅した専用データベースを用います。
電力制度に関わる法令・ガイドライン・審議会資料、議事録などの公開情報は散在し、制度改定も多いことから、実務での制度把握が大きな負担になっているといいます。対象は電力の実務者や制度設計・調査など正確性が求められる業務です。
同社によると、独自に集約した電力業界専用データベースに加え、AIが読み取りやすい形式でのデータ設計、複数のAIが役割分担するマルチエージェント構造により、自然言語での問い合わせに対して回答と根拠資料を即時に提示します。
グリッドは2009年10月設立。今後は制度理解に要する時間の短縮や、調査・確認作業の精度とスピード向上を後押しし、他産業向け展開も進める構えです。
