兵庫県加古川市のウイルは2026年1月27日、公式サポートが終了したPHPにセキュリティ修正のみを継続提供する「TuxCare Extended Lifecycle Support for PHP(TuxCare ELS PHP)」を、レンタルサーバー「ウイルネット」で提供開始した。Pleskの新拡張機能を使い、管理画面から数クリックで対象PHPへ切り替えられる。対応範囲はPHP 5.6~8.1(2026年1月26日現在)です。

提供対象は、LinuxおよびPlesk環境のウイルネットレンタルサーバーが無償、VPS・ベアメタルサーバー環境が有償オプションとなる。対象者は、互換性問題や改修負担からPHPのメジャーバージョンアップができず、やむを得ず古いPHPを使い続けているWebシステム運用者を想定する。

背景には、サポート終了版PHPでは新たな脆弱性が見つかっても公式修正が行われず、放置すると攻撃を受けるリスクが高まるという課題がある。TuxCare ELS PHPは言語仕様の変更や新機能追加ではなく、脆弱性パッチの継続提供に絞ることで、現行システムの改修を抑えつつリスク低減を狙う。なお同社は、古いPHPの利用を推奨するものではないとしている。

今後はレガシー環境を含む多様な運用現場に向け、移行が難しい局面でも安全性を確保しやすいサーバー環境の提供を進める方針です。

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詳細URL https://www.willnet.ad.jp/secured-php-announcement

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