シノケングループ傘下のシノケンプロデュースは、木造3階建てで全室にロフト(建築基準法上の小屋裏収納)を備えた新シリーズ「HarmonyTerrace LOFTRIA(ロフトリア)」を2026年4月から販売します。展開は東京23区、関西(大阪市・京都市)、名古屋市、福岡市、仙台市の5都市で、第1号物件は東京23区内に決まりました。木造3階建て・全室ロフト付きアパートとしては日本初と位置づけています(2026年1月時点、同社調べ)。背景には2025年4月の建築基準法改正で、構造計算上の高さ制限が緩和された点があります。同社は従来、駅徒歩10分以内などの立地で建蔽率の最大化を図ってきましたが、新シリーズでは「平面+高さ」の立体設計で限られた敷地の収益性と資産価値の向上を狙います。一方、木造3階建てに全室ロフトという構成は耐震性・耐風性の確保が課題となるため、累計販売棟数約8,000棟の知見を基に商品化したとしています。ロフトへの動線は梯子ではなく「階段機能を有した収納」を採用し、省スペースと使い勝手の両立をうたいます。今後は5都市での供給を進め、法改正後の木造賃貸商品として同様の立体活用が広がるかが焦点です。

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