ゼロフィールド(東京都港区)は、熊やイノシシ、鹿などの野生動物の接近をAIでリアルタイムに識別し、通知と音・光による自動威嚇まで行う「AI撃退装置」を開発し提供を始めました。人の巡回や通報に頼りがちだった初動の遅れを減らし、人的被害や農作物被害の未然防止を狙います。装置は脅威となる動物を検知すると画像付きで知らせ、威嚇は慣れを抑えるためランダム演出にする想定です。一方で、人や犬猫などは対象外とする運用を見込みます。映像記録は保存でき、状況確認や根拠資料としての活用も可能としています。電源がない場所での運用も想定し、既存のAI非搭載カメラにAI検知・識別システムを追加接続して導入できる点も特徴です。同社は自治体や農業関係者と導入協議を進め、実証で検知精度や運用ノウハウを高める方針で、技術の他分野展開も検討するとしています。
