デクセリアルズは、リチウムイオンバッテリーの二次保護向け表面実装型ヒューズ「SFJ-21A」シリーズ(SFJ-0421A)を製品化しました。厚み0.58mmで、同社調べでは2026年1月5日時点で同用途の世界最薄としています。スマートフォンの薄型・高密度実装を主用途に想定します。背景には、AI機能などで消費電力が増え、駆動時間確保のため電池セル数の増加が求められる一方、端末内スペースが限られる課題があります。新製品は4.0×3.0mmの小型で、従来品比31%薄型化し、ヒューズ抵抗1.1mΩの低抵抗で発熱と消費電力を抑える設計です。定格電流21A、最大定格電圧10VDC、最大遮断電流50A、動作電圧範囲3.8~4.8Vとし、一次保護が機能しない過充電・過電流時に溶断して回路を遮断します。鉛フリー(RoHS基準)にも対応しました。今後はノートパソコンなどへの応用も視野に、同社は新製品開発と採用拡大を進める方針です。

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