トルコ共和国文化観光省は2026年1月28日、国家プロジェクト「未来への遺産」のもとで2025年に各地で確認された主要な考古学的成果を公表しました。トロイ遺跡では紀元前2500年頃の金のブローチなどが見つかり、同種の現存例は世界で3点とされています。
成果は、発掘・復元・水中調査を広げてきた取り組みの集約です。新石器時代など複数時代の遺構が対象となり、トルコ南東部シャンルウルファ周辺の「タシュ・テペレル(石の丘群)プロジェクト」は2025年に5周年を迎えました。
水中考古学では、ムーラ県ダッチャ近郊で17世紀のオスマン帝国難破船「クズラン」が調査され、ライフル30挺以上、手榴弾50個以上が出土したとしています。陸上ではキュタヒヤのタヴシャンル・ホユックで約4,500年前の偶像、バルトゥン県アマスラのトプラクテペでは7〜8世紀頃(約1300年前)の炭化したパン5個、ヴァンのケヴェンリ城跡ではクサビ形文字が刻まれた大型貯蔵容器ピトス76個が確認されました。
同省は調査継続により新発見が見込まれるとの見通しを示しています。観光面では2024年の訪問者数が過去最高の6,226万人としており、文化遺産への注目が今後も続く可能性があります。
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公式ウェブサイト: https://goturkiye.jp
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