犬の飼い主300人を対象にした調査で、新しいドッグフード情報に関心がある人は計68%(「良いものがあれば知りたい」46%、「積極的に探している」22%)となりました。一方、情報収集で困った経験がある人は有効回答193人中69%(132件)で、分かりにくさやステマ(広告的投稿)への疑念が重荷になっている実態が示されました。調査は株式会社エイト(東京都港区)がインターネットで実施しました。

情報源(複数回答)では、専門家の意見が77件で最多となり、ECモールの売れ筋・レビュー64件、メーカー公式サイト60件、YouTube58件、個人ブログ・比較サイト58件が続きました。複数の媒体を横断し、専門家の見解とレビュー、SNSなどで「裏取り」する行動がうかがえます。

「最も信頼できる決め手」(単一回答)は、獣医師や専門家など知識のある人の解説が32%(62人)で1位でした。次いで、良い点だけでなく悪い点も書かれている17%(33人)、同じ犬種・年齢・悩みの飼い主の体験談17%(32人)、動画や写真で変化が分かる15%(28人)となり、メリット一辺倒ではない情報が支持されました。

困りごとの内訳(自由回答の分類)では、情報の分かりにくさ・専門性43件、信憑性(ステマ疑念)40件、情報の偏り23件が上位でした。情報量が増える一方で、専門用語が多い説明と、分かりやすいが広告に見える発信の間で判断が難しくなっているといえます。今後は、専門家の知見を平易に示しつつ、デメリットや個体差も明記するなど、検証可能性の高い情報設計が一段と求められそうです。

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