ニチイ学館とUSEN-ALMEXは2025年12月25日、ニチイ学館の受託先である計5病院の外来窓口業務を対象に、「医事DX」実現へ向けた共同トライアルを順次開始しました。外来受付のICT化と、最適な人員配置を含む運用改善で、生産性向上と人手不足の緩和を狙います。背景には医療機関の人手不足の深刻化と、政府が推進する医療DX（医療分野のデジタル化）があります。トライアルでは、USEN-ALMEXが外来受付業務をデジタル化するICTソリューションを提供し、ニチイ学館が業務分析に基づく人員配置見直しや業務プロセスの再設計を担います。対象は兵庫県立はりま姫路総合医療センターを皮切りに、総合南東北病院、日本海総合病院、松江赤十字病院、福岡赤十字病院の5病院です。今後は実証結果を踏まえ、両社が連携を強め「新しい医療事務のあるべき姿」を具体化し、患者サービスの質と業務効率の両立を目指します。
【関連情報】
厚生労働省「医療DXについて」https://www.mhlw.go.jp/stf/iryoudx.html#4
source: PR TIMES