ファミリーマート中国リージョン(広島)で2025年10月6日、理学療法士らによる健康セミナーが開かれ、社員約100人が参加しました。姿勢を“1人3秒”で診断して3タイプに分類し、肩こり・腰痛予防などのセルフストレッチを体験し、満足度は5点満点中4.53点(回答77人)でした。セミナーはWell Body(東京都渋谷区)が実施し、水野純一氏(理学療法士)と門倉明保氏(作業療法士)が登壇しました。前半は長時間の座位が不調につながる仕組みを約10分の座学で説明し、後半は参加者が関心に合わせてブースを選ぶ形式で、「ぽっこりお腹」対策の職場向けセルフエクササイズ、肩こり・腰痛予防と疲労回復を狙うセルフストレッチの2メニューを紹介しました。参加者からは、身体タイプを知ることで注意点が明確になったことや、短時間でも血流の変化を感じたとする声が挙がりました。企業の健康支援では、専門職の知見を日常行動に落とし込み継続につなげる設計が課題で、同社は今後も従業員が取り組みを始める「きっかけ」を提供する施策を続ける方針です。
