ボルクバレット北九州は1月27日、北九州市立総合体育館でFリーグD1第22節(最終節)フウガドールすみだ戦を実施し、今季最多の来場者数1,128人を記録しました。試合は1-4で敗れ、北九州はレギュラーシーズンを11位で終える見込みです。
当日はスターフライヤーの冠試合として、抽選で片道航空券が当たる企画や会場ブースでのイベントを展開し、ホーム最終戦の集客を後押ししました。試合は拮抗した時間帯もありましたが、相手の得点力に押し切られ、北九州は宮崎岳の得点で1点を返すにとどまりました。
運営面では、ホンダカーズ博多と協働し、BEV(電気自動車)から音響設備や北九州市立大学のキッチンカーへ電力を供給する取り組みを実施しました。Fリーグで初の試みとされ、BEVを「走る蓄電池」として活用することで、興行の省エネ化と災害時活用の両面を意識した事例となりました。供給元の車両は最大30キロワットの給電が可能としています。
また北九州市立大学との産学連携では、冬休みの宿題サポート塾や体験型企画、試合後の運動会など子ども向けイベントを実施し、観戦以外の参加価値を高めました。北九州は2月14日開幕のファイナルシーズンで残留をかけて戦い、競技成績とあわせて地域連携・サステナブル運営の継続が焦点になります。

Share.