マンダリン オリエンタル ホテル グループは2026年1月14日、アムステルダムの高級ホテル「コンセルヴァトリウム・ホテル」のリブランディングを終え、「マンダリン オリエンタル コンセルヴァトリウム アムステルダム」として正式に運営を開始します。グループにとってオランダ初進出で、27の国と地域に展開する同社が欧州市場での存在感を高める動きです。ホテルはミュージアム・クォーター中心部に立地し、1980年代まで音楽院として使われた建物を改修して2011年に開業した経緯があります。運営移管後も地域性や歴史的アイデンティティを維持しつつ、同社のサービス品質と体験価値を提供する方針です。施設面ではラウンジのデザイン刷新とアフタヌーンティー内容の強化、客室・スイートの改装をデラックスルームから段階的に実施します。約1,000平方メートルで市内最大規模とされるスパ「アカシャ・スパ」も、宿泊客と会員向けに継続提供します。ガストロノミーでは、シェフのヨタム・オットレンギが2026年初頭に館内でオランダ初進出となるレストランを開業予定で、地元食材を中心に野菜を主役にしたシェアスタイルの料理を、ガラス張りのアトリウム空間で朝食・ランチ・ディナーに展開するとしています。詳細は2026年第1四半期に発表予定です。既存の「タイコ・クイジーン」も継続し、新料理長のもとでアジアをテーマにしたファインダイニングを打ち出します。今後は改装の進捗と新レストランの開業が集客の焦点となり、欧州の都市型ラグジュアリー市場でブランド競争が一段と強まる見通しです。
