SHINING 3Dの3Dスキャナー「FreeScan Trak Pro2」が、自動車のホワイトボディ(BIW)をマーカー不要で計測し、ブルーレーザー50本ラインモードで車体全体を約10分で取得できるとした。計測精度は最大0.023mmとしている。発表はShining3D Technology Japan(東京・港、設立2024年5月)。
BIWは板金部品を組み立てた塗装前の車体骨格で、品質・安全性・デザインに直結する工程だ。3Dスキャンにより、複雑な曲面をデジタル化して図面データと比較でき、組み付け精度の確認や設計不具合の早期検出、リバースエンジニアリング、試作、仮想シミュレーションに活用しやすい。
同社によると、FreeTrakバーが追跡ターゲットでTE25スキャナーを動的にトラッキングし、従来手法で用いられるマーカー貼付を省ける点が特徴という。今後は、BIWの検査データを工程最適化へつなげるデジタル生産の需要が拡大し、計測の高速化と省人化が競争力を左右しそうだ。
【商品情報】
FreeScan Trak Pro2 詳細:https://hubs.ly/Q03Y-NSt0
source: PR TIMES
