ヤマハはエレクトーン「STAGEA」のフラッグシップを刷新する「ELS-03シリーズ」を2026年2月21日に発売します。ラインアップは上位のクラスXが3機種、スタンダードのクラスGが1機種で、価格は825,000円〜1,980,000円(税込)です。

エレクトーンは上鍵盤・下鍵盤・ペダル鍵盤の3段で、1人でメロディや伴奏、リズムを同時に演奏できる電子楽器です。同社によると1959年の発売以来、累計販売は約500万台以上とされ、今回の新シリーズは演奏者の感性をより直接音に反映する操作性の強化を打ち出します。

操作面では、音色やリズムをリアルタイムで変化させる「ライブエクスプレッションコントロール」を搭載し、9本スライダーに物理つまみを採用しました。音作りではビンテージオルガンのトーンホイール方式をモデル化するVCMオルガン音源を用い、スライダーをドローバーとしても扱えます。クラスXは新開発FSX-i鍵盤で1鍵ごとに反応するポリアフタータッチに対応し、音源もAWM・オルガン(VCM/AWM)に加えてVAを備えます。

音響はパネル上のツイーター/スコーカーと足元のウーファーによる3way構成を採る「パフォーマーセントリックサウンド」を採用し、演奏者が定位やニュアンスをつかみやすい設計を狙います。クラスGからクラスXへアップグレードできるユニットも用意し、価格未定の「ELSU-M03X」は2026年秋の案内予定としており、発売後は拡張需要の動向が焦点になりそうです。

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