ザ・リッツ・カールトン福岡(福岡市中央区)は、福岡県の無形文化財「博多曲物」にホテルの焼き印を施した弁当箱を核とするオリジナルセットを発売し、弁当箱制作を学べる体験プログラムも始めました。販売価格は大28,000円、中27,000円、体験は1人38,000円です。
販売するセットは、焼き印入り弁当箱1個に加え、ホテルロゴ入り博多織風呂敷1枚と籃胎漆器の箸1膳で構成し、日本料理「幻珠」(18階)で事前予約のうえ購入します。料理や折敷は含まれず、手作りのため個体差があります。弁当箱は大が縦13.2cm×横20cm×高さ6.1cm、中が縦12.5cm×横19.5cm×高さ5.8cmです。
体験「博多曲物 ワークショップ&特製弁当 エクスペリエンス」は毎日11:30~13:30に実施し、10日前までの予約制です。福岡県で唯一の博多曲物工芸士・柴田玉樹氏が指導し、参加者は1人1つ弁当箱を制作します。完成後は20~30分の洗浄・詰め作業を経て、「幻珠」の特製弁当(会席・鮨・鉄板焼の3種から事前選択)を八女茶とともに店内または客室で味わえます。衛生上、料理が入った状態の弁当箱は持ち帰りできません。
同ホテルは宿泊と体験を組み合わせた2名向けパッケージも用意し、伝統工芸の体験価値を宿泊に組み込む狙いです。今後は、地域工芸とホテル滞在を結び付けた商品の継続性や、予約枠の拡大可否が焦点になりそうです。
