ワタミグループは2025年11月16~17日、秋田県にかほ市などで風力発電設備とバイオガス発電所を視察するESDツアーを行い、外食・宅食・本部から計19人が参加しました。再生可能エネルギー(再エネ)電力の現場理解を深め、RE100(使用電力を再エネ100%にする国際目標)達成に向けた社内の環境意識を高める狙いです。視察した風力発電設備「風民」は稼働13年で、同社の再エネ電源の一つとして活用されています。加えて、ナチュラルエナジージャパンのバイオガス発電所では、8月に食品残渣の受け入れ契約を開始した「ミライザカ秋田駅前店」の生ごみを原料に、発酵で得たメタンガスで発電する仕組みを確認しました。発電後の消化液を農地へ還元する循環も学び、再エネを軸にした循環型モデルの理解につなげたとしています。今後も現場体験型の学習を重ね、脱炭素の取り組みを実務へ落とし込む運用が焦点となります。
source: PR TIMES
