株式会社TransRecog(東京都港区)は2026年2月2日、建築・土木図面のチェック支援ツール「AxelaNote」を用いた広島県三原市での実証実験に採択されたと明らかにしました。図面一式のチェック時間を30%以上削減することをKPIに、実施期間は2026年3月までを予定します。

実証では、PDFなどのデータ図面に朱書き・付箋・スタンプといった注記を「注記レイヤー」として重ね、原本の図面データを改変せずに確認・決裁できるかを検証します。液晶タブレットやタブレットPCでの手書き操作性に加え、図面差替え時に注記レイヤーを再適用(再重畳)できる運用も評価対象です。

背景には、自治体のデジタル化で図面確認がデータ中心になる一方、決裁時は閲覧のみになりやすく、紙のように要点や懸念点を書き込みながら整理しづらい課題があります。この状態が指摘の伝達の難しさや手戻り増加につながり得るとして、指摘の一覧化や履歴確認など「追跡できるチェック」の有効性も確認します。

結果を踏まえ、三原市での本格導入を目指します。同社は同様の課題を抱える全国の自治体や建設現場への展開を進める方針です。

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サービス詳細URL:https://www.transrecog.com/axelanote

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